間取りの実測チェッカー ツールを開く
トップ / 読みもの / 帖数が実際の広さと違う?

帖数が実際の広さと違う? 間取り図の帖数を自分で確かめる方法

公開日:2026年10月21日 / 生成AIを使って作成し、運営者が内容を確認しています

間取り図には「洋室6帖」と書いてあるのに、住んでみると思ったより狭い。そんなときは、まず帖数の表示ルールを知ったうえで、部屋を測って比べてみるのがいちばん確かです。この記事では、表示のルール、狭く感じる理由、自分で確かめる手順、差が大きいときの相談先を順に説明します。

帖数は「1帖=1.62㎡以上」で表示するルール

不動産の広告で部屋の広さを帖数(畳数)で書くときは、業界のルール(不動産の表示に関する公正競争規約施行規則)で、畳1枚あたり1.62㎡以上の広さがあるという意味で使うことになっています。このときの面積は、壁の中心線で囲んだ面積(壁芯面積)を帖数で割った値です。

6帖の部屋 → 壁芯面積で 6 × 1.62 = 9.72㎡ 以上

畳の大きさは地域によって違い、関東で多い江戸間の畳は1枚約1.55㎡です。江戸間の畳を6枚敷いた部屋は約9.29㎡なので、1.62㎡の基準では6帖に足りません。「畳が6枚敷ける=6帖」ではない点に注意してください(くわしくは1帖は何㎡?)。

狭く感じても、ルール違反とは限らない理由

壁の中心線で測った面積だから

帖数は壁芯面積で決まるので、壁の厚みの半分が面積に含まれます。部屋の内側で実際に使える広さ(内法面積)は、それより小さくなります。

測り方寸法面積帖数
内側で測る(内法)352 × 264 cm9.29㎡5.7帖
壁の中心で測る(壁芯、壁の厚み12cm)364 × 276 cm10.05㎡6.2帖

この例では、内側を測ると5.7帖しかありませんが、壁芯では6.2帖あるので「6帖」の表示はルールどおりです。内側の寸法だけで比べると、実際より「足りない」と判断してしまいます(くわしくは壁芯と内法の違い)。

収納や出っ張りの扱い

自分で確かめる手順

  1. 壁ごとに、角から角までを測ります。メジャーかレーザー距離計で、壁の平らな面(巾木や柱を避けた位置)を測ります。押入れ・クローゼットは含めず、その前の壁の線で通します。測り方のコツは部屋の広さの測り方にまとめました。
  2. 測った長さから面積を出します。四角い部屋なら縦×横です。へこみや斜めの壁がある部屋は、形を分けて足し引きします。
  3. 壁芯に換算します。各辺を壁の厚みの半分ずつ外へ広げて面積を出し直します。壁の厚みは木造の間仕切りで12cm前後が目安です。
  4. 1.62で割って帖数にし、表示と比べます。

計算が面倒なときは、間取りの実測チェッカーに測った長さを入れると、壁芯換算の帖数と表示との差を自動で出せます。このサイトでは、次のように目安を分けています。

壁芯換算の帖数 − 表示の帖数目安
−0.3帖まで正常の範囲(測り方の誤差の範囲)
−0.3〜−0.8帖やや小さい
−0.8帖より小さい表示ミスの疑い

たとえば6帖の表示で内側が330×250cmなら、壁芯換算は約5.5帖で、差は約−0.5帖(やや小さい)です。この判定は本サイトの目安で、法的な判断ではありません。

差が大きいときは

何度か測り直しても差が大きいときは、まず管理会社や仲介会社に、測った結果を添えて確認してみてください。図面の書き間違いや、測る位置の違いが分かることもあります。測った結果は、ツールの「提出用の報告書」で画像やPDFにできます。

相談先の例

  • 消費者ホットライン(188):最寄りの消費生活センターにつながります。
  • 各地域の不動産公正取引協議会:不動産広告の表示についての相談先です。
  • 都道府県の宅地建物取引業の担当窓口:不動産会社とのトラブルの相談先です。
  • 法テラス:法的な手続きを考えるときの案内先です。

相談するときは、測った日・測り方・測った長さ・図面の表示(写真)をそろえておくと話が早く進みます。

測った長さを入れるだけで、表示との差がわかります

間取りの実測チェッカーは無料・登録不要。入力したデータは、お使いの端末の中だけに保存されます。

ツールで比べる