L字・凸凹の部屋:四角に分けて足す/大きな四角から引く
L字の部屋は、2つの四角に分けて足すか、外側の大きな四角から欠けた部分を引きます。どちらで計算しても同じ答えになるので、測りやすいほうで構いません。
柱の出っ張りやクローゼットの張り出しも、同じように小さな四角として引きます。出っ張りの幅と奥行きを測っておくのを忘れないでください。
斜めの壁:三角形や台形で考える
角が斜めに切れている部屋
四角い部屋の1つの角が斜めに切れている場合は、四角の面積から、切れた部分の三角形を引きます。三角形の面積は「底辺 × 高さ ÷ 2」です。
このとき測るのは、斜めの壁の長さではなく、斜めの端からそれぞれの角までの長さ(縦と横)です。斜めの壁の長さしか測れなかった場合は、角度が分からないので面積が決まりません。
1つの壁全体が斜めになっている部屋
向かい合う壁の長さが違い、横の壁が斜めになっている部屋は、台形として計算できます。台形の面積は「(上の辺 + 下の辺)× 高さ ÷ 2」です。高さは、平行な2つの壁のあいだを直角に測った長さです。
曲がった壁:ふくらみから近似する
弓なりに曲がった壁は、両端を結んだまっすぐな長さ(弦)と、弦の真ん中から壁までの距離(ふくらみ)の2つを測ります。ゆるやかな曲線なら、曲線と弦のあいだの面積はおよそ次の式で求められます。
壁が外側にふくらんでいれば足し、内側にへこんでいれば引きます。この式は、曲線を放物線とみなしたときの値です。ゆるやかな円弧でもほぼ同じ値になります。
直角かどうかを確かめる
四角に分ける計算は、角が直角であることが前提です。古い建物などで直角かどうか気になるときは、次の方法で確かめられます。
- 対角線を比べる:四角い部屋なら、2本の対角線の長さは同じになります。数cm以上違うときは、どこかの角が直角ではありません。
- 3・4・5で確かめる:角から一方の壁に沿って60cm、もう一方に80cmの所に印を付け、印どうしの距離が100cmなら直角です。
壁芯に直すとき
間取り図の帖数と比べるときは、壁の厚みの半分を外側に足した壁芯の面積に直します(壁芯と内法の違い)。直角だけでできた部屋なら、L字でも凸凹でも、次の式で計算できます。
L字の周りの長さは、外側の大きな四角の周りの長さ(4.50+3.60)× 2 と同じになります。斜めや曲線がある部屋では最後の「4」が変わるので、手で計算するのは大変です。間取りの実測チェッカーでは、斜めや曲線を含む形でも、角度に合わせて自動で計算します。
四角から始めて角を足し、ドラッグで形を合わせ、測った長さを入れるだけ。斜めの壁や曲がった壁にも対応しています。
ツールで計算する